休日の午後のことだった。
上の子が、リビングの棚からおもちゃを引っ張り出して、下の子の前に並べていた。
「これ、コロコロってするやつ。ほら、見て」
6歳の手が、ボールをそっとスロープに乗せる。コロコロと転がって、チリンと音が鳴る。0歳の下の子が、目を丸くしてそれを追いかけた。
しばらくして、上の子がぽつりと言った。
「パパ、これ赤ちゃんのときに持ってたっけ?」
いろパパは少し黙った。
正直、よく覚えていなかった。上の子が1歳のとき、どんなおもちゃで遊んでいたか。何が好きで、何に夢中だったか。仕事が忙しかった、の一言で片付けるのは簡単だけど、それだけじゃない気がした。
ちゃんと考えて、選んであげていたかな。
その夜、いろパパは下の子のために「1歳の知育おもちゃ」を改めて調べ直した。上の子のときにやれなかった分を、取り戻すように。
この記事でわかること
- 1歳の子どもの発達で大切なこと
- 知育おもちゃを選ぶときの3つのポイント
- いろパパが本音でおすすめする知育おもちゃ5選
- おもちゃ選びに迷ったときの解決策
1歳の子どもに今、何が起きているのか
おもちゃを選ぶ前に、まずここを知ってほしい。
1歳は、立ち上がり・歩く・走るといった運動の発達が進むとともに、指先が少しずつ自分の思うように動かせるようになり、集中力が育ち始める時期でもあります。感覚や知覚の面でも、色・形・音に違いがあることを知り、手や指先の感触に興味を持ち始めます。
この時期の発達が著しい脳への五感刺激は、脳細胞の活性化にもつながり、脳の成長をサポートしてくれます。
近年、手は第二の脳と呼ばれるほどに神経が集中しており、指先を使う遊びは脳の発達に直結するとも言われています。
つまり1歳は、指先を動かすことが脳を育てる、という時期なんです。「ただ遊ばせる」のと「指先を使わせながら遊ばせる」では、脳への刺激がまるで違う。おもちゃ選びがここまで大事だとは、上の子のときは知らなかった。
知育おもちゃを選ぶ3つのポイント
ポイント① 指先をたくさん使えるものを選ぶ
具体的には「つまむ」「ひっぱる」「積む」「押す」「穴や棒にものを通す」などの動作がよいとされています。これらの動きが何度も繰り返し楽しめるおもちゃが理想的です。
ポイント② シンプルなものを選ぶ
1歳のお子さんにとっていろんな機能がごちゃごちゃとついたおもちゃは情報が多すぎてNGとされています。シンプルな動きを繰り返せるおもちゃの方が、集中力も育ちやすい。
ポイント③ 安全性を必ず確認する
1歳はまだまだ誤飲リスクの高い年齢です。一般的には6cm以下の部品を使用するおもちゃは誤飲リスクが高く、この年齢では推奨されません。楽しそうなおもちゃを見つけたとき、まずここを確認するクセをつけたい。
いろパパが本音でおすすめする知育おもちゃ5選
① くるくるチャイム(くもん出版)
ボールを上から入れると、コロコロと転がってチリンと音が鳴る。それだけなのに、子どもは何十回でも繰り返す。
あの休日に上の子が下の子に見せていたのが、まさにこれだった。繰り返し遊ぶことで、集中力・目と手の協応運動・色の認識などの向上が期待できます。ボールを握ったり離したりする微細な動きが多くの知育効果をもたらします。 6歳の上の子がまだ「楽しい」と思えるおもちゃが、0歳の下の子の脳を育てている。そう思うと、なんだか不思議な気持ちになった。
② ボーネルンド ピックアップパズル
カラフルな絵柄のパズルピースを、つまみを持って出し入れするおもちゃ。つまみ(持ち手)のあるピックアップパズルは指先の知育にとても良く、親指と人差し指の柔軟な動きの習得は紙製パズルに向けての大事な一歩になります。 「てんとう虫だね」「三角だね」と声をかけながら一緒に遊ぶと、言葉の発達も一緒に促せる。
③ 木製スロープトイ
ボールや車を上から転がして、滑り落ちる様子を目で追う。物が動く仕組みを視覚的に理解することで、因果関係の概念が自然と身につきます。 「入れたら出てくる」「転がすと動く」という体験の積み重ねが、考える力の土台になっていく。
④ 積み木(シンプルな木製)
積み木は「積む」「倒す」「重ねる」「並べる」など何通りもの遊び方ができます。「こうしたらどうなる?」と試してみる力、どうすれば思うようにできるかを考える力が育ち、うまくできた時には大きな達成感が味わえます。 シンプルだからこそ、子どもの想像力が育つ。キャラクターがついていないおもちゃの方が、実は脳への刺激が高い。
⑤ 形合わせボックス
丸・三角・四角のブロックを、対応する穴に入れるシンプルなおもちゃ。形合わせパズルやスタッキングカップなどは、何度も挑戦することで達成感を味わえ、好奇心を刺激します。「できた!」という顔が見たくて、いろパパも一緒になって夢中になった。
おもちゃ選びに迷ったときは
正直に言うと、毎回おもちゃを選ぶのは大変だ。何が発達にいいのか、何が安全なのか、何が長く遊べるのか。情報が多すぎて、選んでいるうちに疲れてしまう。
そういうときに頼りになるのが知育おもちゃのサブスク。専門家が子どもの月齢と発達に合わせて選んでくれるので、選ぶ手間がなくなる。上の子のときに知っていたら、もっと楽だったと思う。
詳しくは「知育おもちゃのサブスクおすすめ5選」の記事でまとめているので、気になる方はぜひ。
👉 知育おもちゃのサブスクおすすめ5選
また、A8ネットで提携済みのAnd TOYBOXやウッディプッディのリンクもご活用ください。
👉 And TOYBOX公式サイト
👉 木のおままごと ウッディプッディ
最後に
あの休日の午後、上の子が下の子においしそうに「コロコロってするやつ」を見せていた。
その姿を見ながら、いろパパはずっと考えていた。
上の子が1歳のとき、自分はそばにいたか。一緒に遊んでいたか。どんなおもちゃを選んであげたか。
答えは出ないけれど、今からでもできることはある。
下の子には、ちゃんと考えて選んだおもちゃで遊んでほしい。そしてできれば、一緒に遊びたい。それだけで、子どもにとっては十分すぎるほどのことだと、今は思っている。
いろパパも現在進行形で、一緒に選び続けています。


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