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子どもの『なんで?』を大切にしたら、何かが変わった。好奇心・探究心の育て方

教育法・知育

上の子が「なんでカエルは冬になると出てこなくなるの?」と聞いてきたとき、いろパパは正直に言うと少し面倒くさいと思ってしまいました。

仕事から帰ってきたばかりで、夕ご飯の準備もまだで、疲れていました。

「さあ、なんでだろうね」と流してしまいました。

上の子は少し残念そうな顔をして、それ以上は聞いてきませんでした。

その顔が、ずっと頭に残っていました。あの「なんで?」を、いろパパはつぶしてしまったんじゃないかと思いました。

好奇心や探究心って、こうやって少しずつ失われていくのかもしれない。そう気づいてから、子どもの「なんで?」への向き合い方を変えることにしました。


この記事でわかること

  • 好奇心・探究心とは何か・なぜ大切なのか
  • 好奇心をつぶしてしまうNG行動
  • 好奇心・探究心を育てる6つの方法
  • パパだからこそできる関わり方

好奇心・探究心って何?なぜ大切なの?

好奇心とは、「知りたい」「わかりたい」という気持ちのことです。探究心とは、その気持ちをさらに深めて**「もっと調べたい」「自分で確かめたい」と行動する力**のことです。

さまざまな物事に興味を持ち、大人に質問を投げかけ、自分で調べようという姿勢は勉強に欠かせないものです。大人になってからも、次々に立ちはだかる問題を解決し、自ら道を切り開いていくうえでも、知的好奇心は必要不可欠です。

好奇心を高めることで、自ら理解を深めたいという探究心が育まれるため、積極的な行動力を身につけることができます。たとえばプログラミングなどの専門的で難しそうなものに対しても、子ども自身が「知りたい」という気持ちを持っていれば、自発的に学んでいくようになります。

つまり、好奇心はすべての学びの出発点です。勉強しなさいと言わなくても、好奇心があれば子どもは自分から動き始めます。


好奇心には2種類ある

好奇心を主要テーマとして研究している西川一二氏らの論文によると、好奇心には2種類あります。知的好奇心とは「いろいろなことを知りたい」「なぜこうなのか、納得できるまで調べたい」というような気持ちで、知覚的好奇心とは「おもしろい建物を見たら入ってみたくなる」「物音が聞こえたら出どころを確かめたくなる」という気持ちです。

幼い子どもはまず知覚的好奇心から始まります。「なんか気になる!」という感覚を大切にしてあげることが、知的好奇心へとつながっていきます。


好奇心をつぶしてしまうNG行動

好奇心は育てることも大切ですが、まずつぶさないことの方が大切です。

よくないのは「なぜ?なぜ?ってうるさい!」「何回聞いてくるの!」と怒ることです。怒られた瞬間に、子どもの知的好奇心は急速にしぼんでしまいます。子どもに質問されたときにいつも怒っていると「ママに聞くと怒られる」と思い、子どもはもう何も聞かなくなります。

いろパパがカエルの質問を流してしまったあの瞬間は、まさにこれでした。怒ってはいなかったけれど、「大切にされなかった」と子どもは感じたかもしれません。

こんな行動にも気をつけましょう。

NGな行動子どもへの影響
「うるさい」と流す聞くことをやめてしまう
すぐに答えを教えすぎる自分で考えることをやめてしまう
興味を否定する好きな気持ちに自信がなくなる
「そんなこと知らなくていい」と言う知ることへの意欲が消えてしまう

好奇心・探究心を育てる6つの方法

① 「なんで?」に一緒に考える姿勢を見せる

子どもが「なぜ?」と聞いたとき、正しい答えをすぐに言えなかったら親子で調べましょう。面倒に思わずすぐに調べる姿勢は、その後の子どもの学習にも大いに役に立ちます。

答えを知っていても「一緒に調べてみようか」と言うだけで、子どもは「知ることって楽しい」と感じてくれます。

② すぐに答えを教えすぎない

子どもの疑問に対してすぐに答えを教えることは避けましょう。知的好奇心を育てるには、子ども自身で考えることが大切です。すぐに答えがわかってしまうとその場で満足して、深く考えることをしなくなる可能性があります。質問をしたりヒントを与えたりすることを心がけるとよいでしょう。

「どうしてだと思う?」と逆に聞いてみましょう。子どもなりの答えが返ってくることが、探究心の入り口になります。

③ 図鑑・本をリビングに置く

子どもの知的好奇心を伸ばすために欠かせない図鑑や辞書は、リビングに置きましょう。子どもが何かを調べたいと思ったとき、他の部屋に取りにいくという手間があることで、好奇心の芽を摘んでしまう恐れがあります。興味をもったらすぐに手を伸ばせる環境を作ってあげてください。

上の子がロボットや虫に興味を持ち始めてから、リビングに図鑑を置くようにしました。気づいたら自分でパラパラとめくっていることが増えてきました。

④ 子どもの「好き」を応援する

子どもが興味を示すものがあれば、保護者はあたたかく守りましょう。保護者が応援してくれていれば、子どもは安心して興味のあるものに打ち込むことができます。さらに、知りたいと思う気持ちを否定しないことで、子どもの自信や自己肯定感を高めることにもつながります。

上の子がレゴやロボットに夢中なとき、「そんなことより勉強しなさい」とは言わないようにしています。その「好き」が、将来どんな力につながるかわからないからです。

⑤ リアルな体験を積ませる

子どもが昆虫に夢中なら、一緒に図鑑を見たり虫探しに出かけたりするだけで、探究心はどんどん引き出されていきます。一緒に博物館や図書館に出かけて、新しいことにワクワクする体験を共有することが好奇心の土台づくりには欠かせません。

テレビや本で知ったことを実際に体験することで「本当だった!」という感動が生まれ、次の好奇心へとつながっていきます。

⑥ パパ自身が楽しむ姿を見せる

子どもが3〜5歳の間に知的好奇心を思いっきり育てるためには、親自身も子どもと一緒に人生を楽しむ経験が大切です。親子で本気で知的好奇心を高められていれば、中学生・高校生になっても素地が作られます。

親自身がさまざまなことに興味をもち、それを楽しむ姿勢を見せることが大切です。親が普段から「なんでだろう?」「おもしろいね」と好奇心を言葉にする習慣をつけることが、好奇心の土台づくりになります。

子どもは親の背中を見ています。パパが楽しそうに何かを調べていたり、「これ面白いな」と言っている姿が、子どもの好奇心を一番育てます。


パパだからこそできる関わり方

ママはどうしても毎日の生活の中で忙しく、子どもの「なんで?」に丁寧に向き合えないこともあります。だからこそパパの出番があります。

幼児から低学年のころは最も好奇心が大きな年代です。世の中の不思議なものに触れて目を輝かせる子どもの様子をうまく刺激してあげると、4年生以降、一生を通じて持ち続けられる知的好奇心を育てることができます。

週末の少しの時間でいいのです。一緒に虫を探しに行く。図書館に行って好きな本を選ばせる。夜空を一緒に見上げる。そういう体験の積み重ねが、子どもの好奇心の土台になっていきます。


最後に

あの夜、「なんでカエルは冬になると出てこなくなるの?」という質問を流してしまったことが、今でも少し悔やまれます。

翌日、いろパパは上の子に「昨日の話、一緒に調べてみようか」と声をかけました。上の子は少し驚いた顔をしてから、パッと笑顔になりました。

「なんで?」は、子どもからのサインです。「知りたいことがある」「パパと話したい」という気持ちの表れです。その一言を大切にすることが、好奇心と探究心を育てる一番の方法だとわかりました。いろパパも現在進行形で取り組んでいます。


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